「築古戸建をDIYしてみたい。」

でも、

「DIYなんてやったことがない。」
「工具もほとんど使ったことがない。」
「本当に自分でできるの?」

そんな不安を感じる人もいると思います。

実は、私もそうでした。

今では築古戸建のDIYを楽しんでいますが、最初は工具の名前もよく分からない状態。

電動工具を使って何かを作った経験もありませんでした。

それでも、一つひとつ挑戦していくうちに、

「初心者でもできることは、意外と多い。」

と感じるようになりました。

もちろん、最初からうまくできたわけではありません。

失敗して、やり直して、調べて。

少しずつできることが増えていきました。

この記事では、DIY未経験だった私が築古戸建の再生で実際に挑戦した中から、初心者でも取り組みやすかったDIYを4つ紹介します。

最初にDIYしたのは祖父母の家でした

私が初めてDIYしたのは、築22年ほど、約5年間空き家になっていた祖父母の家です。

室内にはホコリが積もり、長い間使われていなかったことが一目で分かる状態でした。

最初から、

「DIYをやってみたい!」

と思っていたわけではありません。

ただ、

「この家をもう一度、誰かが暮らせる家にしたい。」

という気持ちがありました。

DIY経験はゼロ。

それでも、全部を業者さんへお願いするのではなく、

「自分にできることは、自分でやってみよう。」

と思ったのが始まりです。

初心者でもできたDIY4選

① 天井の珪藻土塗り

最初に挑戦したものの一つが、天井の珪藻土塗りです。

ヤニなどで汚れた天井をきれいにしたかったのですが、当時の私は天井にクロスを貼ることができませんでした。

そこで選んだのが、

「貼れないなら、塗ってみよう。」

という方法です。

最初はクロスを剥がすところから。

実際には、塗る作業よりも下地処理の方が大変でした。

天井作業なので腕も疲れます。

それでも、ホームセンターで材料をそろえ、自分で施工することができました。

完成したときの達成感は、今でも覚えています。

このとき、

「できない方法があっても、別の方法を探せばいい。」

ということを学びました。

→ここに「天井に珪藻土をDIY|15畳を一人で塗って分かった大変さと失敗」への内部リンク

② のり付きクロスの張り替え

次に挑戦したのが、クロス貼りです。

これは本当に苦戦しました(笑)。

最初はシワだらけ。

ハケが当たって破れる。

自分の体が当たって破れる。

せっかく貼ったクロスが剥がれてくる。

一日作業したのに、

「えっ、今日これしか進んでないの?」

と思ったことも何度もあります。

それでも何部屋か貼っているうちに、少しずつコツが分かるようになりました。

道具も変わりました。

やり方も変わりました。

そして今では、天井のクロスも一人で貼れるようになりました。

壁紙を変えるだけで、部屋全体が驚くほど明るくなります。

失敗は多かったですが、

一番「できるようになった」と実感できたDIYかもしれません。

→ここに「初心者のクロス貼り|何度も失敗して分かった道具とコツ」への内部リンク

③ 木部の塗装

木枠や棚、ポストなどの塗装も、初心者が挑戦しやすいDIYだと思います。

私は水性ペンキを使うことが多いです。

塗装で大切なのは、塗る作業そのものよりも、

養生。

最初は、

「早く塗りたい!」

と思ってしまいますが、ここを適当にすると後で大変です。

逆に、きちんと養生してから塗れば、初心者でも比較的きれいに仕上げることができます。

古くなった木部を塗るだけでも、部屋の印象はかなり変わります。

材料費もそれほど高くないので、

費用対効果の高いDIY

だと感じています。

④ 照明器具・スイッチカバーなどの交換

古い家では、ちょっとした設備が「昔の家」という印象を強くしていることがあります。

その一つが、照明やスイッチまわりです。

交換できる範囲の照明器具やスイッチカバーなどを新しくするだけでも、部屋の印象は変わります。

ただし、ここは注意が必要です。

電気配線そのものを扱う工事には、電気工事士の資格が必要になるものがあります。

私は、

自分で安全に交換できるものだけ。

それ以外は、専門業者さんへお願いしています。

DIYだからといって、何でも自分でやる必要はありません。

DIYをやって良かったこと

築古戸建のDIYを始めて良かったと思うことは、大きく3つあります。

  • 費用を抑えながら物件の印象を変えられる
  • 自分で直した分だけ物件に愛着が湧く
  • 「私にもできた」という自信になる

特に大きかったのが、最後の一つです。

最初のクロス一枚を何とか貼れたとき、

「意外と私にもできるかもしれない。」

と思いました。

その経験が、次のDIYにつながりました。

一つできる。

すると、

「これもできるかな?」

と思う。

また一つ挑戦する。

そうやって少しずつ、できることが増えていきました。

初心者だからこそ守ったルール

DIYにはいろいろ挑戦しましたが、

何でも自分でやろうとは思っていません。

電気工事。

水道工事。

構造に関わる工事。

資格や専門知識が必要なものや、失敗したときのリスクが大きいものは、専門業者さんへお願いしています。

DIYで費用を抑えられても、事故を起こしたり、あとから大きな修繕が必要になったりしたら意味がありません。

今では、

「自分でできるか?」ではなく、「自分でやる意味があるか?」

で考えるようになりました。

→ここに「築古戸建DIYはどこまで自分でやる?実体験で決めたDIYと外注の線引き」への内部リンク

最初から工具を全部そろえる必要もない

DIYを始めると、

「工具をたくさん買わないといけないのでは?」

と思うかもしれません。

私も最初から全部持っていたわけではありません。

必要になったものを、その都度少しずつ増やしていきました。

実際に使ってみると、

「これは毎回使う。」

という工具も分かってきます。

逆に、ほとんど使わないものもあります。

初心者なら、最初から大量にそろえるより、

必要になったものから買う。

くらいで十分だと思います。

→ここに「築古戸建DIYで本当に使う電動工具3選」への内部リンク

まとめ|初心者でも「できることから」で大丈夫

DIYは、特別な技術を持った人だけができるものではありません。

私自身、まったくの未経験からスタートしました。

もちろん、失敗もたくさんしました。

クロスがうまく貼れない。

予定していたところまで作業が終わらない。

せっかく施工したものを、もう一度やり直す。

そんなことは何度もあります。

でも、その経験があったからこそ、今では築古戸建を再生すること自体を楽しめるようになりました。

最初から家一軒を全部DIYしようと考えなくても大丈夫です。

壁一面。

木枠一本。

スイッチカバー一つ。

まずは、

「これならできそう。」

と思うものから始めてみる。

一つできると、次の一つが見えてきます。

私も、そこから始まりました。