初めての不動産投資。
築古戸建の物件価格についてご紹介します。
不動産を購入するともれなくお金がもらえる!?
世の中には、お金を払ってでも手放したいという『負動産』というものがあります。
不動産を所有していると、毎年固定資産税の納入する義務があります。
土地や建物によって金額は変わります。
マンションの場合でも、管理費・修繕積立金を払う必要があるため、持っているだけでお金がどんどん減っていくのです。
こういった物件は長らく売りに出しても購入希望者が現れないため、お金を払ってでも手放したいということから、購入側としては実際は不動産を買ったにも関わらずお金がもらえるという不思議なことが起こります。
しかし、気をつけてください。
そういった物件は、もっているだけでどんどんお金が飛んでいくことが常です。
一体いくらの物件だったら買って良い?
不動産は、二つとして同じもののない、唯一のものです。
その為、売り手・買い手が現れて初めて売買が成立します。
たとえ相場とかけ離れていても、両者が存在する限り取引は成立します。
逆に、安すぎても高すぎても、買い手がいない場合は永遠に成立しません。
−10万円〜0円
要注意。
何が何でも売主は手放したい物件です。
・インフラが壊れている(電気・ガス・水道に欠陥がある)
・そもそもインフラ整備がされてない(電気がきてない・水道が接続されてない、下水がない等)
・家を建てられる地域ではない
・敷地が広く毎年の固定資産税が高額
・屋根がない
・床が腐っている
・建物基礎に甚大な欠陥がある
・具合が悪くなるほど傾いている
好んで挑む上級者もいますが、初心者にはお勧めできません。
1万円〜50万円
そのまま住める状態ではありません。
住んでいた方が亡くなり売りに出る事がほとんどです。
・動物(害獣)が住み着いている
・屋根がない
・床が抜けている
・畳が波打っている
・立て付けが全てガタガタ
・築60〜100年超え(ある意味すごいですが、設備がほぼ木材だと修繕が大変です)
・水回りは全てリフォーム必須
・心理的瑕疵(いわゆる事故物件)
50万円〜100万円
雨風は防げるかも!?物件によっては、そのまま住める状態で売りに出てるラッキーに出会えるかも。
・築50年前後
・数年前まで人が住んでいた物件
・雨漏り跡はあるが、直ちに影響はないことを祈る(過去の台風などで雨染みになっているものの進行形ではない場合がある)
・・・
100万円〜200万円
比較的軽微なリフォームで住居可能かも。
・築50年以内
・屋根
200万円以上
軽微ななリフォームで貸し出し可能かも。
しかし、利回りにもご注意を!
軽微であってもリフォームには費用がかかります。
費用計算した上で、利益が出ることを確認してからすすめましょう。
まとめ
不動産とは、売り手・買い手の両者が現れて初めて成立する相対取引です。
金額に関わらず、土地建物の状態をしっかりみた上で判断しましょう!