「ペット可」として募集を始めて間もなく、仲介業者さんから一本の電話がありました。
「実は……猫4匹なんですが。」
営業さんは少し申し訳なさそうな様子。
でも私は、
「全然問題ないですよ😊」
と即答しました。
営業さんの方が驚いていたかもしれません(笑)。
私が見ていたのは、猫の数ではありません
猫4匹だからOKしたわけではありません。
私が見ていたのは、
「このご家族なら安心して住んでいただけるか」
ということでした。
実際にお話を聞いてみると、
- お母さんと中学生のお子さんのファミリー世帯
- 勤続年数の長い正社員
- 保証会社の審査も問題なし
という状況でした。
さらに私自身も猫を飼っています。
ペットと暮らす幸せを知っているからこそ、「ペットがいる」という理由だけでお断りしたいとは思いませんでした。
築古戸建だからこそ、人を見ています
私の物件は築古戸建です。
もちろん室内はリフォームしていますが、新築のように完璧ではありません。
クロスも自分で貼ったので、プロほどきれいではない部分もあります。
だから私は、
壁紙が少し傷つくことよりも、ご近所さんと気持ちよく暮らしていただけること
を大切にしています。
この物件は高齢の方が多く住む静かな住宅街。
近所の方からも、
「子どものいるご家族が来てくれたら嬉しいね。」
と言われていました。
猫は犬のように毎日の散歩もありませんし、鳴き声も比較的少ない動物です。
戸建ということもあり、私はそこまで心配していませんでした。
実は最初のお申し込みは別の方でした
実は、この物件で最初にお申し込みいただいたのは海外法人でした。
条件自体は悪くありませんでしたが、今回はお断りしました。
理由は国籍ではありません。
この地域で長く安心して暮らしていただけるか、ご近所との関係を築けそうかを考えた結果です。
生活習慣やゴミ出しなど、地域のルールを守りながら暮らしていただくことは、築古戸建を貸すうえで私がとても大切にしていることだからです。
敷金はどうしたの?
ペット可で募集すると決めた時点で、
ペット1匹につき敷金1か月追加
というルールを仲介業者さんと決めていました。
とはいえ、まさか4匹のお申し込みが来るとは思っていませんでした(笑)。
正直、
「1〜2か月分くらいは相談してもいいかな」
とも考えていました。
でも営業さんがしっかり4か月でまとめてくださり、そのままご契約となりました。
自分でクロスやクッションフロアを施工していたこともあり、万が一傷が付いても自分で補修できるという安心感もありました。
もし違う条件だったら?
同じ猫4匹でも、
もし単身の方だったら、私はもっと慎重に判断したと思います。
仲介業者さんに、
- どんな雰囲気の方なのか
- お仕事
- 家族構成
などを詳しく聞きます。
内見時には免許証で本人確認を行い、お会いした時の受け答えや全体の印象も大切な判断材料です。
また、猫ではなく大型犬だった場合は、物件や周辺環境によって判断が変わります。
そして何より大前提なのは、
保証会社の審査に通ること。
家賃をきちんとお支払いいただけることは、どんな条件よりも重要です。
実際に住んでいただいてどうだった?
結論から言うと、
とてもスムーズでした。
冬場に一度、
「給湯器の調子が悪いようです」
というご連絡をいただきました。
すぐ点検を手配しましたが異常はなく、その後は問題なく使えているようです。
それ以外は特にトラブルもなく、安心してお住まいいただいています。
まとめ
今回あらためて感じたのは、
私が見ているのはペットの数ではなく、人だということ。
築古戸建だからこそ、
- 長く住んでいただけるか
- ご近所さんと気持ちよく暮らしていただけるか
- 信頼できる方か
そんなことを大切にしながら入居者さんを決めています。
猫4匹だからOKだったのではありません。
「このご家族なら安心してお任せできる。」
そう思えたから、お貸しすることにしました。