どうする!?水漏れ
築古戸建の水漏れ|購入前に確認したいことと、慌てなくていい不具合
築古戸建を購入すると、水回りの不具合に遭遇することがあります。
特に初心者の頃は「水漏れ」と聞くだけで、
「大変な修繕になるのでは?」
「高額な費用がかかるのでは?」
と不安になります。
私自身もそうでした。
でも何件か築古戸建を経験して分かったのは、水漏れ=すべて高額修繕ではないということ。
簡単な部品交換などで直るものも意外と多くあります。
ただし、購入前にできれば見つけておきたい水漏れもあります。
購入前に確認したい「水道メーター」
私が購入前に確認するポイントのひとつが、水道メーターです。
物件によっては水道局へ開栓の連絡をしていなくても、水が出ることがあります。
水が使える状態なら、まず家の中の蛇口などをすべて閉め、水を使っていない状態にします。
その状態で水道メーターの「パイロット」を確認します。
水を使っていないのにパイロットが動いている場合、どこかで漏水している可能性があります。
蛇口や目に見える部分からの水漏れなら原因を特定しやすいのですが、地中や壁の中など見えない場所の給水管が破損していると、修繕費が大きくなる可能性があります。
私は購入前の段階でそのような可能性が疑われる物件については、かなり慎重に判断します。
築古戸建では、小さな水漏れは意外とある
一方、築古戸建を購入してから経験した水回りの不具合は、そこまで大掛かりではないものがほとんどでした。
特に何度か経験したのが、キッチンのシンク下にある排水トラップや、その接続部分からの水漏れです。
長期間空き家だったことや、パッキンなどの経年劣化が原因と思われるケースが多くありました。
パッキン交換程度なら自分でも修理できるようですが、私はよく分からないうえ、水回りはあまり触りたくありません。
そのため基本的には業者さんにお願いしています。
ほかの修繕と一緒に依頼していたこともあり、高くても数千円程度。業者さんによっては、ほかの工事のついでにサービスで直してくれたこともありました。
自分で部品交換できれば、数百円程度で済むケースもあると思います。
蛇口からポタポタと水が漏れていたこともありますが、こちらもパッキンや蛇口そのものを交換することで解決しました。
築古戸建ではこうした小さな不具合は珍しくありません。
最初は驚きますが、原因が目に見える場所にあり、簡単な部品交換で済むものなら、必要以上に怖がらなくても大丈夫だと思います。
水道局から「水漏れしています」と連絡が来た
一度、水道の開栓をお願いした際、水道局の方から、
「水漏れしています」
と連絡をもらったことがあります。
ついに大きな漏水が出たか。
一瞬そう思いました。
ところが確認してみると、原因は蛇口の取り付け部分。
必要な部材をホームセンターで数百円程度で購入し、無事に解決しました。
「水漏れ」という言葉だけを聞くと焦ってしまいますが、まず大切なのはどこから漏れているのかを確認することだと、この経験から学びました。
排水トラップ周辺は入居前の交換がおすすめ
私の場合、キッチンの排水トラップ周辺は何度か不具合を経験しています。
そのため、状態が悪かったりかなり古かったりする場合は、入居前に新品へ交換することをおすすめします。
実際、一度だけ入居直後に排水トラップ周辺から漏水したことがあります。
入居者さんが生活を始めてすぐの不具合です。
管理会社から連絡をもらい、業者さんの手配と修繕をお願いしました。
このときは、
「見積もりは待たなくていいので、すぐに対応してあげてください」
と伝えました。
入居者さんが実際に生活している状態での水漏れなので、金額を確認してから判断することよりも、早く普通にキッチンを使える状態へ戻すことを優先しました。
比較的大手の管理会社で、ほかの物件の管理もお願いしており、それまでの付き合いから信頼していたからできた判断でもあります。
ちなみに、この記事を書いている現在、まだその修繕費の請求が来ていません。
そういえば、いくらだったんだろう(笑)。
緊急駆け付け業者を呼ぶ前に
水漏れを発見すると、どうしても焦ります。
郵便ポストなどに、
「水漏れならすぐ駆け付けます」
といった広告が入っていることもあります。
実際、大家仲間の物件では、入居者さんが水漏れを発見して大家さんや管理会社へ連絡する前に、自分で緊急対応の業者を呼んでしまい、高額な修理費を請求されたケースが何件かありました。
もちろん緊急対応が必要なケースもあります。
ただ、水漏れを発見したら、まず可能であれば止水する。
そして賃貸物件なら、大家さんや管理会社へ連絡する。
自分の所有物件なら、漏れている場所を確認したうえで、普段から付き合いのある水道業者さんなどへ相談する。
慌ててその場で見つけた業者へ依頼する前に、少し状況を確認するだけでも違います。
「水漏れ」の言葉だけで怖がらない
築古戸建を始めたばかりの頃は、水漏れと聞けば大事件だと思っていました。
でも実際には、
パッキンの劣化。
蛇口の不具合。
排水トラップや接続部分からの漏れ。
こうした比較的小さな修繕で済むケースも何度も経験しました。
大切なのは、「水漏れしている!」で止まらず、「どこから漏れている?」を見ること。
そして購入前であれば、水道メーターのパイロットも確認しておく。
入居前であれば、古くなった排水トラップなど、後から不具合が出そうなところを先に交換しておく。
入居後に発生したら、できるだけ早く対応する。
水回りの不具合を完全になくすことは難しいですが、経験を重ねると「これは慌てなくて大丈夫」「これはきちんと確認したほうがいい」という区別が少しずつできるようになります。
築古戸建では、不具合が出ること自体よりも、起きたときにどう判断して対応するかのほうが大切なのだと思っています。