どこまで自分でできるのか
築古戸建を再生していると、必ず迷うのが、
「これ、自分でやる?」
「それともプロに頼む?」
という問題です。
DIYをすれば、リフォーム費用を抑えられることがあります。
でも、何でも自分でやればいいわけではありません。
時間がかかって入居募集が遅れれば、その間の家賃収入はありません。
作業によっては、仕上がりだけでなく安全性や資格の問題もあります。
私は40代・DIY未経験から築古戸建の再生を始めました。
残置物撤去、クロス張替え、塗装、床、和室の洋室化など、最初はできなかった作業も少しずつ自分でやるようになりました。
一方で、外壁塗装や設備工事など、プロへお願いしているものもあります。
何軒か経験した今は、
「できるかどうか」ではなく、「自分でやる意味があるか」で決める
ようになりました。
この記事では、私が実際にDIYした作業とプロへ依頼した工事、そしてその線引きをどう考えているのかを紹介します。
私がDIYで行ったこと
経験を積みたかったこと、そして将来プロへ依頼する際の相場観を身につけたかったことから、私は次のような作業を自分で行いました。
- 残置物撤去
- クロス張替え
- ペンキ塗装
- 床の部分補修
- クッションフロア施工
- 和室の洋室化
- 温水便座の取り付け
- 草刈り・伐採
- 清掃
- 網戸張替え
特にクロス張替えは、数十万円単位のコスト削減につながることがあります。
プロへ依頼したこと
一方で、専門性や施工品質を考え、次の工事はプロへお願いしました。
- 洗面化粧台の取り付け
- 蛇口交換
- 外壁塗装
- 畳の張替え
- 便器交換
「全部自分でやる」のではなく、「任せるところは任せる」という考え方です。
部材だけ自分で購入する方法もおすすめ
リフォーム費用は、工事だけではなく部材にも利益が含まれていることがあります。
そのため、部材を自分で購入し、取り付けだけ依頼する方法も選択肢の一つです。
例えば私は、便器をホームセンターで購入し、取り付けは暮らしのマーケットで見つけた業者さんへ依頼しました。
結果として、すべてを業者さんへお願いするより約2万円節約できました。
さらにコストを抑えたいなら
もし長く築古戸建投資を続ける予定なら、第二種電気工事士の資格取得もおすすめです。
資格があれば、自分で対応できる電気工事の幅が広がり、外注費をさらに抑えられる可能性があります。
最初からできる人はいません
私も最初からDIYができたわけではありません。
先輩大家さんの物件で作業を手伝わせてもらい、工具の使い方や作業の流れを教えていただきました。
また、DIY関連のセミナーにも積極的に参加しました。
私が参加したセミナーは、
- クロス職人による施工セミナー
- 珪藻土メーカーによる塗り方セミナー
- 大工さんによる工具の選び方・安全講習
- 大工さんによる壁補修セミナー
などです。
情報を探してみると、意外と専門的なセミナーは開催されています。
一つずつ経験を積み重ねることで、できることは少しずつ増えていきました。
一番大切なのは「費用」だけで判断しないこと
DIYをすると工事費は抑えられます。
しかし、その分リフォーム期間が長くなることもあります。
空室期間が延びれば、その間の家賃収入は得られません。
つまり、工事費を節約できても、家賃という機会損失が発生する可能性があります。
だからこそ、「自分でできるか」だけではなく、
- どれくらい時間がかかるか
- 家賃収入への影響はどうか
- プロへ依頼した方が早く入居募集できるか
という視点もあわせて考えることが大切です。
私の考え
DIYは、費用を抑えるためだけのものではありません。
実際に自分で作業することで、施工方法や適正価格が分かり、将来プロへ依頼するときの判断材料にもなります。
最初から全部できる人はいません。
まずは一つできることを増やし、経験を積みながら、自分に合ったDIYと外注のバランスを見つけていくのがおすすめです。