また別の方の物件で、DIYオフ会が開催されました。
今回の主催者も初めましての方です。
私が到着した時には、主催者と師匠はすでに作業を始めており、二人とも屋根の上にいました。
遠くから見ても、「この人だ!」と直感で分かり、初対面にもかかわらず主催者へ向かい大きく手を振って挨拶。
そのまま作業に加えていただきました。
さすがに屋根へ上がるのは怖かったので見学しましたが、後半にはカーポートの修繕で実際に上らせてもらうことに。
もちろん自己責任、安全第一です。
でも実際に上がって構造を見ることで、「これなら自分でも修繕できるかもしれない」というイメージが初めて湧きました。
気付けば参加者も4人になり、みんなで作業。
とにかく楽しくて、時間があっという間に過ぎていきました。
夕方まで作業をしたあと、締めにラーメンを食べて解散。
ところが、翌朝は物件を見に行く予定だと聞きました。
気にはなりましたが、泊まる準備をしていなかったので、この日は自宅へ帰ることに。
現場までは約160km。
それでも帰り道は、とにかく楽しかったんです。
初めて会ったとは思えないほど自然に打ち解けられたこと。
修繕を学ぶことが純粋に楽しかったこと。
「もっと一緒に学びたい。私もこの仲間と一緒に成長していきたい。」
そんな気持ちでいっぱいになっていました。
そして翌朝。
一度帰宅したにもかかわらず、朝7時には再び現地へ。
突然現れた私を見て、主催者も師匠もびっくりしていました。
でも、この出来事がきっかけで、一気に距離が縮まったように思います。
朝一番で向かったのは、地方都市の駅から徒歩圏内にある築100年近い物件でした。
立派なお宅でしたが、農機具などが数多く残されており、現在の生活とはかけ離れた状態。
建物も今の法律では対応が難しい部分が多く、修繕できる範囲も限られていました。
部屋数も多く広い家でしたが、至るところから隙間風が入り、いつ倒壊してもおかしくないような印象でした。
駅徒歩圏内とはいえ、「本当に賃貸需要があるのだろうか」と疑問に感じたことを覚えています。
まだ何も分からなかった私は、案内してくださった不動産会社の営業さんに、
「残置物や農機具の撤去には、どのくらい費用がかかりますか?」
と質問しました。
営業さんは「100万円くらいですかね」と答えてくださいました。
そのあと仲間に聞いてみると、
「100万円じゃ無理でしょう。少なくとも300万円はかかると思う。」
という意見でした。
さらに、
「物件価格が安くても、残置物撤去と最低限のリフォームをしたら収益は出ない。」
という話も聞きました。
当時の私には、そうした判断基準がまったくありませんでした。
だからこそ、同じ物件を見ながら、それぞれが何を見て、どう判断しているのかをその場で聞けたこと。
それが、この日一番の学びだったと思っています。