私が相見積もりをほとんどしない理由

築古戸建を自分でリフォームしていても、すべてをDIYできるわけではありません。

専門的な知識や技術が必要なところは、もちろんプロにお願いします。

これまでお願いしたのは、

・防蟻工事
・雨樋修理
・トイレの取り付け
・室内クリーニング
・蜂の巣撤去

など。

ありがたいことに、これまでお願いした業者さんには本当によくしていただきました。

複数回お願いしている業者さんもいます。

ただ、いい業者さんに出会うためには、依頼する側もある程度調べて判断する必要があると思っています。

今回は、私が築古戸建の修繕で業者さんを探すときに見ているポイントを書いてみます。

最初は「くらしのマーケット」で探していた

築古戸建を始めた頃、業者さん探しでよく利用していたのが「くらしのマーケット」です。

防蟻工事やクリーニングなど、かなり多くの業種から探せます。

料金もある程度比較でき、実際に利用した人の口コミも読めるので、業者さんとのつながりがなかった私にはとても便利でした。

ただし、地域によって登録されている業者さんの数にはかなり差があります。

特に北東北の物件では、探している業種そのものが見つからないこともありました。

その場合は自分で一から探す必要がありますが、対応エリアであれば、私はまずここから探すことが多かったです。

安い業者さんから探す。でも値段だけでは決めない

私は基本的に、なるべく安価な業者さんを探します。

築古戸建賃貸なので、修繕費はいくらかけてもいいわけではありません。

ただし、

一番安ければ誰でもいい、という選び方はしません。

価格と一緒に必ず見るのが口コミです。

業種や地域によって口コミ数の母数がまったく違うので、「何件以上なら絶対安心」と決めているわけではありません。

ただ、個人的には口コミが20件程度までだと、まだ積極的には信用していません。

同じ地域、同じ業種の中で、

口コミ数がかなり多く、そのうえ評価も高い。

そんな業者さんを優先して見ています。

たくさんの人が利用して、それでも高い評価を維持しているというのは、私にとってかなり大きな判断材料です。

ホームページとGoogleの口コミも確認

気になる業者さんを見つけたら、そこで終わりではありません。

会社名や代表者名などを検索して、その業者さんがどんな仕事をしているのかも調べます。

ホームページがあれば内容を確認。

Googleに口コミがあれば、そちらも見ます。

もちろん、小さな業者さんではホームページを持っていないこともあります。

その場合は、くらしのマーケットなどに掲載されている情報や口コミを中心に判断します。

何件も業者さんへお願いするうちに、

「口コミの母数が多く、それでも評価の高い業者さんは比較的安心できそう」

というのが、今のところ私なりの判断基準になっています。

最後はフィーリング。私は「人相」も見る

そして、もうひとつ私がかなり見ているものがあります。

代表者の人相です。

これは完全に私個人の判断基準です。

写真が掲載されていれば顔を見ます。

表情が自然か。

左右のバランスに不自然さがないか。

口角が自然に上がっているか。

そんなところまで見ています。

科学的な業者選定方法というわけではありません。笑

でも、実際に自分の物件へ入って作業してもらう人です。

最終的には、

「この人ならお願いしても大丈夫そう」

と思えるかどうかも大切にしています。

実際にやり取りが始まったら、こちらの状況に対して的確な提案をしてくれるかも見ています。

価格、口コミ、実績。

そして最後は人。

私はこのあたりを総合して決めています。

相見積もりをしない

業者さんを選ぶとき、

「必ず3社くらいから相見積もりを取りましょう」

と言われることがあります。

でも私は、相見積もりをほとんどしません。

これはおすすめというより、完全に私の哲学です。笑

見積もりを出す側にも時間と手間がかかっています。

現地まで来てもらって、状態を確認して、施工方法を考えて、金額を出してもらう。

そこまでしてもらって、

「ほかの会社の方が少し安かったのでやめます」

ということを何社にも繰り返すのが、私はあまり好きではありません。

もちろん、大きな工事で相場が分からなかったり、比較する必要がある場合は相見積もりも有効だと思います。

でも普段の修繕では、私は先に自分でかなり調べます。

相場は依頼する前にネットで調べる

相見積もりを取らない代わりに、相場は事前にネットで調べます。

この工事なら、だいたいいくらくらいなのか。

材料費はどのくらいなのか。

一般的な施工費はいくらくらいなのか。

ある程度調べたうえで、業者さんへ見積もりをお願いします。

そして出てきた金額が、自分で調べた相場から大きく離れていなければ、基本的にはそのままお願いしています。

「見積もりをお願いする=金額に大きな問題がなければ発注する」

くらいの気持ちで業者さんへ連絡しています。

その方がお互い話が早いですし、結果的にいい関係を作れているように感じています。

忘れられない防蟻工事の業者さん

中でも特に印象に残っているのが、防蟻工事をお願いした業者さんです。

くらしのマーケットで探したのですが、とにかく利用者の母数が多く、口コミもかなりの数がありました。

そして評価も高い。

実際にお願いしてみると、

驚くほど明るくて爽やかな方でした。

施工中も、床下から随時状況を報告してくれます。

当然こちらからは床下の状況を見ることができません。

でも、

「今ここはこうなっています」

と写真などを使いながら教えてくれる。

工事終了後には施工証明書もいただき、床下の状態について写真を使って細かく説明してくれました。

見えない場所の工事だからこそ、この安心感はとても大きかったです。

気づけば築古戸建3件をお願いしていた

最初の施工に満足したので、その後も防蟻工事が必要な物件が出るたびにお願いしました。

結果、築古戸建3件すべて同じ業者さんに施工してもらいました。

さらに驚いたのが、2回目にお願いしたとき。

郊外にある築古戸建の防蟻工事です。

現場に来た業者さんが、

日本橋高島屋の高級そうなお菓子を、ご挨拶に持ってきてくれました。

「いやいや、こちらがお金を払ってお願いしている側なんだけど!」

と、心底びっくりしました。笑

もちろん、お菓子を持ってきてくれたからいい業者さんという話ではありません。

でも、仕事の丁寧さだけでなく、人との付き合いを大切にしている方なんだろうなと感じた出来事でした。

その後、くらしのマーケットでも何かの賞を受賞されていたようです。

やっぱり多くの人から評価されるのには、それなりの理由があるんだなと思いました。

一括見積もりサイトはあまり使わない

業者さんを一括で探せる見積もりサイトもあります。

私はこういったサービスを積極的には使っていません。

紹介や集客の仕組み上、何らかの手数料が発生しているサービスもあるため、そのコストが最終的な価格に反映される可能性もあると考えているからです。

ただし、すべてのサービスや業者さんが高いという意味ではありません。

実際、私も雨漏り調査では比較したことがあります。

雨漏りは原因箇所の特定そのものが難しく、

「どこを直せば確実に止まるのか」

が簡単には分からない結果でした。

プロにしっかり調査してもらえましたが、原因の特定や必要な修繕範囲についてはどうしても曖昧な部分が残り、対策するには100万円単位のお金が必要と言われ終了しました。

安い業者を探すより「またお願いしたい人」を探す

築古戸建を始めた頃は、

「どうやったら安い業者さんを見つけられるんだろう」

というところから始まりました。

でも何件か物件を再生して、いろいろな業者さんと関わってきた今は、少し考え方が変わっています。

もちろん価格は大切。

でも、それだけではありません。

口コミや実績を調べる。

相場も自分で調べる。

実際にやり取りして、提案内容を見る。

そして信頼できそうだと思い、提示された金額が相場から大きく外れていなければお願いする。

その結果、

「次の物件もこの人にお願いしたい」

と思える業者さんと何人も出会うことができました。

安い業者さんを毎回ゼロから探すより、信頼できる業者さんとのつながりが少しずつ増えていく。

これも築古戸建を何件か経験して得られた、大きな財産だと思っています。