和室は残す?
築古戸建の畳、洋室化する?私はやめました
築古戸建について調べていると、
「和室より洋室のほうが好まれる」
「畳は洋室化したほうがいい」
という情報をよく見かけます。
私も築古戸建を始めた頃は、それをそのまま信じていました。
実際に自分で和室を洋室化したこともあります。詳細記事
根太、養生マットのようなもの、合板、クッションフロアなどを使い、自分で施工すれば6畳一部屋を3万円程度で洋室化することができました。
詳しい施工方法については別の記事で紹介しています。
でも、私はもともと和室が好き
そもそも私は、和室が大好きです。
なぜそんなに畳が敬遠されるのか、個人的にはいまだによく分かりません。
特に畳の上に布団を敷いて寝たときの、あの感じ。
私は疲れの取れ方が全然違うように感じます。
それでも賃貸物件として考えれば、
「自分の好みではなく、入居者さんに選ばれる部屋にしたほうがいい」
と思い、洋室化していました。
実際に洋室化してみたら、床鳴りに焦る
DIYで洋室化してみると、別の問題も経験しました。
床鳴りです。
施工後に床を歩くと音がする場所が出てきて、
「え、なんで?」
「施工を間違えた?」
とかなり焦りました。
DIYなので、当然すべて自分で考えて対処しなければなりません。
畳のままであれば、少なくとも自分で作った床の床鳴りに悩むことはありません。
洋室化そのものはできるようになりましたが、
「本当に毎回ここまでやる必要があるのかな?」
と思うようにもなりました。
畳の表替えを頼んでみたら、驚くほど安かった
そこで次の物件では、和室をそのまま生かすことにしました。
古い畳をきれいにすればいい。
そう考えて、畳業者さんを探しました。
すると、かなり良心的な業者さんを見つけることができました。
2026年2月にお願いしたときの価格は、
6畳の和室が2部屋、合計12畳の畳表替えで約6万円。
そのうち1枚は修繕も含まれています。
「あれ?」
と思いました。
DIYで洋室化する場合、一部屋約3万円。
畳の表替えも、一部屋あたり約3万円。
予算、ほとんど変わらないじゃん。
しかも畳なら、すべて業者さんがやってくれます。
自分で畳を剥がす必要もありません。
材料を買いに行く必要もありません。
根太を組んで、板を切って、床を作って、クッションフロアを施工する必要もありません。
私は何もしなくていい。
「え、これでいいじゃん」
という結論になりました。
和室のままでも入居者さんは決まった
もちろん、物件や地域、想定する入居者さんによって需要は違います。
すべての築古戸建で「和室のままが正解」と言うつもりはありません。
ただ、私が畳の表替えをして和室のまま募集した物件では、実際に入居者さんも決まりました。
「築古戸建は洋室化しなければ決まらない」
というわけではないことを、自分の物件で経験することができました。
畳が大家さんから敬遠される理由も分かる
一方で、大家さん側から畳が敬遠される理由も分かります。
退去時に畳が傷んだり、汚れたりすれば、次の入居者さんを募集する前に修繕費が発生する可能性があります。
洋室なら毎回床を交換する必要がないケースも多いため、長期的な維持管理を考えて洋室化する判断もあるでしょう。
だから結局、どちらが正解というものではなく、
物件と需要、そして大家さんがどこにお金と労力を使いたいか。
これで決めればいいのだと思います。
私はこれから、なるべく畳を残します
私は実際にDIYで洋室化もしました。
床鳴りにも焦りました。
畳の表替えも経験しました。
そして和室のまま募集して、実際に入居者さんも決まりました。
全部経験した結果、今のところ私の築古戸建では、状態に問題がなければ、なるべく和室をそのまま生かすつもりです。
理由は単純です。
これからは築古戸建一軒にかける自分の時間と労力を、できるだけ減らしたいから。
DIYで3万円。
業者さんに畳の表替えをお願いしても3万円程度。
同じくらいの金額なら、私は業者さんにお願いして、その時間を別のことに使います。
もちろん、物件によっては洋室化したほうがいいこともあるでしょう。
でも、
「築古だから、とりあえず和室を洋室にしなきゃ」
と考える必要はありません。
私自身、洋室化を経験したからこそ、**「洋室化しなくてもいい」**という結論になりました。
畳をきれいにして、そのまま生かす。
それも築古戸建再生の、十分ありな選択肢だと思っています。